ただよいながら…
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今週の木曜日。
近くの席の人たちと軽くおしゃべりをしていた。
近くの席の人たちと軽くおしゃべりをしていた。
どういう経緯でそういう話になったかは覚えていない。
子どもの頃の兄弟達とのやりとり話だったか。
隣の人が妹とよく喧嘩していたとか何とか。
子どもの頃の兄弟達とのやりとり話だったか。
隣の人が妹とよく喧嘩していたとか何とか。
「あー私も弟を叩いたり、口げんかしたりしてました。」
一瞬にして過去の記憶がフラッシュバックした。
私には5歳下の弟がいる。可愛くて仕方がない。
でもそれは今の話。
子どもの頃は、本当にひどかった。
叩いたり、蹴ったり、ひっかいたり、噛み付いたこともあった。
散々馬鹿にしたし、私の言うとおりにコントロールしようとしてた。
母親や世の中を通して自分の中に身に付けた、「こうすべき」 「こうあるべき」を徹底的に弟にぶつけていたように思う。
遊びたいのに弟の面倒を見なければならなくて、そのせいで遊ぶのを我慢したり、弟を連れて行ったりしないといけなかったことも多く、でも母親に抗議も反抗もできず、その怒りや苛立ちを弟にそのまんまぶつけていたのかもしれない。
私は弟を叩くことで、泣かすことで、馬鹿にすることで、スッキリしていたのは事実だ。
その時の、部分部分ではあるが、弟に攻撃して泣かしている自分を思い出した。
何てひどいことをしたんだろうか。
どんなに、痛かったんだろう。
一体、どれだけ弟を傷つけてきたんだろう。
自分のストレスをどれだけ小さなあの子にぶつけただろう。
弟をいじめて、泣かせる度に感じてたのに、気がつかない振りをしてきた罪悪感。
ずっと、そこから目を背けて、自分を正当化してきた。
そして、それこそ自分は被害者だと言わんばかりで自分の辛さ、淋しさ、悲しさ、怒りを訴えてきた。
だけど。
私も十分に加害者だった。
私は、ずるい。
私は、弱くて、おろかで、傲慢で、卑怯だった。
弟以外にも沢山の、色々な人を、大切な人を傷つけてきた。
友達に意地悪した。
友達を傷つけた。
友達に酷いことを言った。
友達を独り占めしたくて、間違った行動をとったりもした。
結果的に、嫌われたり、一人ぼっちになったりした。
当然の結果だった。
だけど私は自分のしたことよりも、自分が嫌われたこと、一人ぼっちになってしまったことを嘆き、自分を哀れんだ。
でも、自分がしたことが心の中から消えたわけじゃなかった。
心の奥では罪悪感がどんどん積み重なっていった。
でも、見ない振りをした。
私は昔から人付き合いの距離のとり方が下手で、今も人付き合いで相手の反応ひとつであれこれ思い悩んで、神経をすり減らす。
幼稚園~中学生にかけての友達関係のつまづき、失敗が原因だということはずっと分かっていた。
だけど、その時を思い出して「あれは私が悪かったから・・・。」なんて分かったような風にしてたけど、本当のところ何も分かっていなかった。
どれだけ相手を傷つけていたか。
どれだけ自分をごまかしているか。
どれだけ罪悪感を積み重ねているか。
だから、ずっと苦しかったんだ。
自分の罪を認めないから。
自分のどうしようもない弱さを、ずるさを、汚さを認めないから。
どれだけ愚かで、いかに卑怯であるかを見ようとしないから。
明るくいようとしても、本当はそんな人間じゃない。
笑っていようとしても、笑う資格なんてない。
幸せを願っても、幸せになってはいけない。
そうやって、自分を認めず、許さず、裁き続けてきたんだ。
泣きそうになるのを抑え切れなくて、席をたった。
家に帰っても、頭がガンガンするくらいに泣いた。
泣いて心で詫びてどうにかしようとする自分が嫌だった。
自分の愚かさが嫌だった。
自分の弱さが情けなかった。
被害者ぶってて、とんでもない加害者だった自分が恥ずかしくて仕方がなかった。
でも、それでも・・・。
どんだけ嫌でも、どんだけ目を背けたくても、
それが私だった。
一瞬にして過去の記憶がフラッシュバックした。
私には5歳下の弟がいる。可愛くて仕方がない。
でもそれは今の話。
子どもの頃は、本当にひどかった。
叩いたり、蹴ったり、ひっかいたり、噛み付いたこともあった。
散々馬鹿にしたし、私の言うとおりにコントロールしようとしてた。
母親や世の中を通して自分の中に身に付けた、「こうすべき」 「こうあるべき」を徹底的に弟にぶつけていたように思う。
遊びたいのに弟の面倒を見なければならなくて、そのせいで遊ぶのを我慢したり、弟を連れて行ったりしないといけなかったことも多く、でも母親に抗議も反抗もできず、その怒りや苛立ちを弟にそのまんまぶつけていたのかもしれない。
私は弟を叩くことで、泣かすことで、馬鹿にすることで、スッキリしていたのは事実だ。
その時の、部分部分ではあるが、弟に攻撃して泣かしている自分を思い出した。
何てひどいことをしたんだろうか。
どんなに、痛かったんだろう。
一体、どれだけ弟を傷つけてきたんだろう。
自分のストレスをどれだけ小さなあの子にぶつけただろう。
弟をいじめて、泣かせる度に感じてたのに、気がつかない振りをしてきた罪悪感。
ずっと、そこから目を背けて、自分を正当化してきた。
そして、それこそ自分は被害者だと言わんばかりで自分の辛さ、淋しさ、悲しさ、怒りを訴えてきた。
だけど。
私も十分に加害者だった。
私は、ずるい。
私は、弱くて、おろかで、傲慢で、卑怯だった。
弟以外にも沢山の、色々な人を、大切な人を傷つけてきた。
友達に意地悪した。
友達を傷つけた。
友達に酷いことを言った。
友達を独り占めしたくて、間違った行動をとったりもした。
結果的に、嫌われたり、一人ぼっちになったりした。
当然の結果だった。
だけど私は自分のしたことよりも、自分が嫌われたこと、一人ぼっちになってしまったことを嘆き、自分を哀れんだ。
でも、自分がしたことが心の中から消えたわけじゃなかった。
心の奥では罪悪感がどんどん積み重なっていった。
でも、見ない振りをした。
私は昔から人付き合いの距離のとり方が下手で、今も人付き合いで相手の反応ひとつであれこれ思い悩んで、神経をすり減らす。
幼稚園~中学生にかけての友達関係のつまづき、失敗が原因だということはずっと分かっていた。
だけど、その時を思い出して「あれは私が悪かったから・・・。」なんて分かったような風にしてたけど、本当のところ何も分かっていなかった。
どれだけ相手を傷つけていたか。
どれだけ自分をごまかしているか。
どれだけ罪悪感を積み重ねているか。
だから、ずっと苦しかったんだ。
自分の罪を認めないから。
自分のどうしようもない弱さを、ずるさを、汚さを認めないから。
どれだけ愚かで、いかに卑怯であるかを見ようとしないから。
明るくいようとしても、本当はそんな人間じゃない。
笑っていようとしても、笑う資格なんてない。
幸せを願っても、幸せになってはいけない。
そうやって、自分を認めず、許さず、裁き続けてきたんだ。
泣きそうになるのを抑え切れなくて、席をたった。
家に帰っても、頭がガンガンするくらいに泣いた。
泣いて心で詫びてどうにかしようとする自分が嫌だった。
自分の愚かさが嫌だった。
自分の弱さが情けなかった。
被害者ぶってて、とんでもない加害者だった自分が恥ずかしくて仕方がなかった。
でも、それでも・・・。
どんだけ嫌でも、どんだけ目を背けたくても、
それが私だった。
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