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髪を乾かして、ふと本棚の隙間からひょっこり顔をだしている紙をとりだした。


多分1ヶ月くらい前。


前回のblogにした母への気付きが出てきたのと同時に、

色々な感情があふれ出てきて、

それをひたすらに書きなぐったものだった。


その紙の端っこに書いてあった。




私を幸せにしたい。

私を大事にしたい。

私の想いを知りたい。

私の声が聞きたい。

私を認めたい。

私の人生を、

私のたった一度の人生を

満たしたい。





本やネットやBlogで色々な人の悩みや苦しみを見てきた。

みんな、「自分は愛されてない」「自分には価値がない」とかって思ってる。

自分もそうだった。


色々なところに「自分を愛することが大事」とあった。

だから、一生懸命自分を愛そうとした。


そして、


「自分は愛されていない」なんてこともなくて、

「自分には価値がない」なんてこともなくて、

自分のことを結構愛していることに気がついてきた。


ていうか、自分のことにこんだけ全エネルギーを注いで悩めるっていうのは、
それだけ自分のことが大好きだから以外にないだろうと思う。


だけど。

それでも私は。

愛されていても、自分には価値があっても、自分のことを愛していても、

それでも私には何にもないって思った。


周りはもう結婚して子どももいて、2人目も出来てたりして、
自分で仕事している人も沢山いて、
例え結婚してなくてもキャリアしっかりつんでいっている子もいて、

それぞれで自分の道を生きているのに。


私は何にもないどころか、何にもない自分をどうしたらいいのかも分からなかった。

愛されていれば、自分に価値があれば、自分のことを愛していれば、全てが良くなっていく、色々なことが分かってくるんだと思ってたのに。



分かるわけがないよね。

この出てきた紙をみて思った。


ていうか1ヶ月前に私こうやって言ってるのに。

自分で書いたって、本当に気がつかないと分からないんだ。



具体的なものをずっと求めていて、具体的に何かしないとダメなんだと思ってた。

確かに何か為すには何かしらの行動が必要なんだけど、

その前にそもそも自分が何を望んでいるのかを分かってもないのに、

ひたすらに外の世界ばかり見て、何かしなければって思ってた。



結局。

私自身を何一つ見てなくて、何一つ考えてなくて、何一つ分かってなかった。



私を幸せにして欲しい。

私を大事にして欲しい。

私に関心を持ってもらいたい。

私の話を聞いて欲しい。

私を認めて欲しい。

満たして欲しい。



確かにそうなんだけど。

そうだとそれはとても嬉しいし、心地いい。


だけどそれは誰が?

それは誰に?


母親に?

恋人に?

友達に?


違うんだ。

私が、私を知って、私を聞いて、私を感じて、

そして、そこから動くんだ。


何度も何度も「自分」「自分」って言ってきて、

ようやくここ。



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