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「本にお金を惜しまない」という目標とも言えないただの意思表明を年初めにしたが、職場に本棚が出来て皆が読んだオススメの本だったり不要になった本が置かれるようになった。
ビジネス本、自己啓発本、小説、新書etc・・・。
お金を惜しまなくても色々な本が読めるようになった。
ビジネス本や自己啓発本は職種にあわせた内容の本なので偏りがあるが、小説や新書は自分じゃ買わないだろう本もあってありがたく利用している。
という訳で「職場文庫」の備忘録。感想。
いまや女性の社会進出、活躍が当たり前となった日本社会。学校や職場でも優秀で元気なのは女性ばかり。もはや古い型の「女らしさ」は求められない?いや、女性上位の時代だからこそ、従来の男性とは異なる価値観、よき女性らしさを、職場や家庭に持ち込んでほしい。本書はビジネスから装い、話し方、恋愛にいたるまで、女性としての振舞い方を具体的にアドバイス。「礼状が書ける」「約束を守る」「型どおりの挨拶ができる」といったふだんの言動に、女性の生き方と品位はおのずと表われるのである。 (Amazonより引用)
当たり前のことだけど出来ていないこと、でも出来たらきっと自分にも相手にも気持ちが良いんだろうなーと思うことが書かれていて、自分の日ごろの生活や行いを反省したり、こんな風にしてみようかな、と参考にしたいところもあったけど。
でも、何だかなー。
本の売り上げは「タイトル」で決まるんだな。というのが1番の感想。
日常の行動、考えること、話すこと。
全てに対してただ「品格」を(時に無理やり)結び付けているだけだなーと思って最後は流し読み。
私は自分にあまり「品格」がないことを分かっているので、単純に気に食わなかっただけかもしれない。
「美丘」 石田衣良
美丘、きみは流れ星のように自分を削り輝き続けた…平凡な大学生活を送っていた太一の前に突然現れた問題児。大学の準ミスとつきあっていた太一は、強烈な個性と奔放な行動力をもつ美丘に急速に魅かれていく。だが障害を乗り越え結ばれたとき、太一は衝撃の事実を告げられる。彼女は治療法も特効薬もない病に冒されていたのだ。魂を燃やし尽くす気高い恋人たちを描いた涙のラブ・ストーリー。(Amazonより引用)
ドラマにもなった作品で、よくあるストーリー。
読んでいて、やはりこの作家がかもし出す雰囲気というか何というか。。
まあ、つまるところやっぱり好きじゃない。
しかしそうは言っても人気作家だけあって、最後には胸にくるものがあり、不覚にもやられてしまった感が満載。
死を前にしても美丘は、
「まだわたしが残っている。」
「わたしはどんどん壊れていく。でも、同時に新しく生まれてもいる。」
「最後にはだかになったわたしが残る。」
わたしがわたしであることを、受け入れていた。
強く信じていた。
私は、未だに私が私であることが分からなくなる。
「わたし」として生きて、大切な誰かと出会い、100%のエネルギーと意志をもって生き抜いた。
純粋に羨ましかった。
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