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大晦日の夜。
ソワレに向かうため、メトロ(地下鉄)に乗り、
オペラ・ガルニエの前の横断歩道で信号待ち。
フランスの人たちは、信号が赤だろうとサクサク渡るので
それにあわせて私達も普段はサクサク渡るのだけど、
今日はドレスアップしてて靴がヒールだし、
車も多かったので、普通に信号待ち。
いつもはコートの中に小さなポーチをかけているけど、
今日はドレスアップ用のバッグ。
メトロで子供にイタズラされて驚かされていたのもあって、
警戒心さらに倍。
そんな感じで寒さも手伝い、固くなって信号待ちしていた私達。
そこに、ふとおじさんがじぃっっと顔を覗き込んでくる。
じいっっっと。
あまりにも見つめてくるので、
「この人ヘン・・・」
ってことでさらに警戒心3倍。
こっちの警戒心が最高潮に達したとき、
おじいさんは何かしゃべりかけようとしてきました。
が!
おじいさん、あまりにもこちらを覗き込みすぎて
体勢を崩したらしく、よろめき、踏みとどまろうとするが、さらに脚がもつれ、
よろめき、もつれて、よろめいて、
そのまま道路へよろめき続ける。。
信号赤ですが!!!!!
運良く車は通らず。
交通量の多いところだったのに、本当に幸運。
信号が青になり、渡る私たちをまだ見つめ続けるおじさん。
未だに体制がとれないらしく、思わず、
「 ça va? (サ ヴァ=大丈夫?)」
と声をかけてしまいましたが、
そんな私の心配など関係ないようで、
それでもなお私達を見つめ続け、ひと言。
「びゅうてぃほ~」
「M…Merci~」
苦笑。
「びゅうてぃほ~」が聞こえなかった友人は
酔っ払いが絡んできたと思ってたらしく、完全無視。
確かにあれはNew Yearに向けて酔ってたに違いない。
しかし、何にせよ車が通らなくて本当によかった。
もしはねられたりでもしたら、
「おじさん死ぬよー!!??」
って思いながらも止められなかったことに落ち込むところでした。
この帰りもおじいちゃんに「びゅーてぃほー」って言われましたが、
後にも先にもモテたのはこれだけでした。
モテたとも言わないか?
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