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実は、とわざわざ言うようなことではないけれど、7月末から父が入院していて19日に退院する。
入院の理由は脳腫瘍の手術。
7年前、私が大学4年の卒業間近に手術した脳腫瘍が再発したからだ。
前回はその腫瘍は記憶分野を圧迫し、記憶障害を起こしていた。
またその腫瘍もとても大きく、頭を切り開いての腫瘍除去。
今回は記憶分野はほとんど影響はなかったが、視野分野を圧迫していたらしく、本人は見えているつもりでも左側の視野が通常より狭くなっていた。
前回の父の自損事故はこれが原因。
早く気がついていれば・・・。
加えて今回は大きさは前回ほど大きくなくて、鼻から管を通して腫瘍を除去した。
医学の進歩とはすごいもんで。
で、何がすごいってこの父。
御歳70歳。めでたく古希。
手術は無事に終わったけれど、3日~5日は激しい頭痛と吐き気がずっと続いて辛いと思う、と医者からの説明。
手術から戻ってきて、父は確かに医師のいうようにとても辛そうだった。
次の日。
かなり元気そう。
「頭はそんなに痛くない。」
「吐き気もない。」
食欲も普通。
24時間の点滴にぶぅぶぅ文句。
何だそれ・・・。
ホルモンバランスが崩れるので体温調節が上手くいかない(これは前回特にひどかった)、尿の量の調整がうまくできない、血糖値の値が不安定、視野がぼやけるといった、副作用はあるけれど基本元気。
前回は記憶分野にすでに障害が出ていたし、直接脳をいじっていたので、術後の状態は結構ひどかったし、やはり脳をいじったせいなのか、若干性格も変わった。
その後は記憶障害はなくなったけれど、なんか心許ないし、歳なのも手伝ってか物忘れは多かったし、ボーっとしていることも結構多かった。
それが今回。
前回よりしっかりしてませんか?
7年前の発症前に戻ってませんか、その愛想のなさ。
思えば・・・、というか以前Blogにしたことあったと思うけれど、
・5歳で比治山で原爆で被爆。
・若者時代、酒を飲んで酔っ払ってオートバイに乗ったまま川へダイブ、頭を強打。
・私が生まれる前くらい、急性膵炎で死にかける。
(隣のベッドの人は「この人はもう死ぬんだ。」と確信するくらい痛みでのたうちまわっていたらしい。)
・働き盛りから壮年期、当然の流れで糖尿病になる。
が、たばこもお酒もやめない。
それにも関わらず、今回の手術で血糖値が上がると思われていたのが下がったため、インシュリン注射の量が減った。
・7年前、「この人はもしやうつ病?」 「アルツハイマー?」といわれるくらいおかしかくなって、脳腫瘍の発見そして手術。
その後は医者も感心するくらいの回復の早さ。
・今年に入っての自損事故。誰も傷つけず自分も傷つかず、車だけが傷つく。
・脳腫瘍の再発。 上記の通り。
どれだけ生命力が強いんだ!
まぁそのせいか、今回もあんまり深刻に心配していなかったけど。
いや、無事で何よりなんだけど、ここまでくると結構本気でこの人は生かされているんだなとか考えてしまう。
しかし、禁煙の病院なのに屋上や外でこっそり煙草を吸ったり、突然電話かけてきて何事かと思ったら
「煙草を買ってきて。」とか・・・。
高校生か!!
何でこんなにも生かされているんだろうか?
と、たまに本気で疑問に思ったり・・・。
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