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通っているバレエ教室の大人のクラスは、20代から60代まで幅広い年齢層で、時に先生のペースに翻弄されながら、それぞれが自分のペースで好きにやっている。
昨年の秋から平日のクラスにおそらく50代後半から60代あたりの女性2人が通うようになった。
バレエはもちろん初めてで、体を動かすということ自体が今までほとんどなかったらしい。
毎週こつこつと真面目に通ってきてて、年齢は関係ないとは言えその歳で初めてのことに挑戦するなんて偉いなぁと思う。
ただ、本当に失礼だとは思うのだが彼女達とレッスンしていく中でとても驚いて衝撃だったことがある。
「身体を動かさないと、自分の身体の感覚に無感覚だと、ここまで人の身体は固まるものなのか。」
関節がびっくりするくらい固くて、足首がちゃんとまわらない。もちろん股関節も動かない。サポートすればたいていは動くのだが、サポートしてもほとんど動かない。
準備体操で首を回すのにも顔が真横に向けない。肩が開かない。
ただ歳だからとか、柔軟性がないからとかというわけではなくて、それ以前に筋肉や関節が硬直してしまっている。
考えてみれば彼女達と同世代で習っている人も沢山いるのだが、レッスン歴が長かったりバレエに限らず何かしら身体を動かしている人達ばかりで、あんなに体が固まってしまっている人を見たことがなかった。
うちの先生は例え大人相手でも、身体の骨や筋肉の使い方に嫌になるくらいしつこく厳しい人なのだが、思えばそのおかげで自分の身体の感覚に敏感になって、50代、60代でもあれだけ身体を動かせるし、また自分自身の身体の不調にも気がつけるようになってくるもんなんだと、初めて知ったような気がする。
自分自身の身体の感じるようになること、体のサインに気が付くこと。
頚骨、肩甲骨、背骨、骨盤、股関節や足首の関節。それに付随する筋肉や筋。
それが今どういう状態か。
もちろん細かいところは分からないけど何となく調子が悪いとか良いとか。
そういう感覚を感じようとする人と、無感覚な人の差は必ず大きい。
私や周りの人はたまたまバレエだっただけで、別にバレエじゃなくても日常の中で1週間に1回でも、月に1回でも何かしら身体を動かして、動かしていく中で身体を感じようとしてみるだけでも、身体はきっと変わっていくんじゃないのかなと思う。
習い始めた彼女達も、本当にゆっくりなペースだけどちょっとずつ動けるようになってきている。
身体を全く動かすことがなかった以前と今とでは身体に対する感覚も意識もきっと違うだろう。
なんて偉そうなことを言ってるけど、私自身、意識的にというか半ば強制的に身体を動かすなりレッスンにいくなりしないと、性格がかなりのぐうたらなので果てしなくだれて、すぐ固まってしまう身体デス・・・。
固まってほぐさないと、ああなるんだ・・・。って自分の未来を見た気分だったよ。
皆さん、お待ちしております☆
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