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どんどんParisが近づいてきました。
ストは沈静化しつつもまだ予断を許さないし、
パリ郊外で暴動は起こるし、
弁護士事務所で小包が爆発するし、
友達に言わせれば、
「octobreの大殺界がとうとうパリにまで・・」
って私は何者か?
実際、肝心のバレエの方のストの行方は分からないし、
ダンサー怪我しまくりだし、なんなんだ?って感じですが。
そんなこんなで心配なこともたくさん抱えながらも
それでも久しぶりの海外旅行。
今日は有給休暇をとったので、友達とユーロに両替してまいりました。
300ユーロ。
信じられないくらい高くなってくれちゃって。
4年前は140円切ってるくらいだったのに。
ユーロが強いのか日本が弱いのか。。
それにしても何度見てもユーロ札っておもちゃに見える。
ユーロ圏の人たちから見れば日本円も随分おかしくみえるんでしょうね。
「なんて暗い配色なんだ。」
なんて思われちゃったりするんでしょうか。
「Q&A」 恩田陸
立ちこめた謎の臭いは? ぬいぐるみを引きながら歩いてた少女の姿は? はたして、これは事件なのか、それとも単なる事故か? 謎が謎を呼ぶ恩田陸ワールドの真骨頂!
恩田陸の作品は、いつも友達が貸してくれて何冊か読みましたが、
好きな作家の一人です。なのに、1冊も持っていませんが。
いつも貸してくれてありがとう。
この人の作品はなんというか不思議で、そして怖い。
人の中の狂気を、さらっととても読みやすく、分かりやすく表現する。
だからこそ、その狂気がストレートにこちら側に入ってくる。
普段当たり前すぎていて、認識していないことを自然に伝えてくる。
そこが怖く、そしてひきつけられます。
誰も気がつかない一瞬で人はいとも簡単にパニックになる。
パニックから生まれる、あせり、恐怖、絶望感。
そこにはもう、人としてのモラルも思いやりも感情さえもなくなる。
そしてその先に残ったものはいったいなんなんだろうか。
(本文より)
「そこに当たり前の生活が待っていると信じていたからです。しかし、それが僥倖である、本当は当たり前ではないと気が付いてしまうと、帰るのが怖くなった。そこには何もない。もしくは、そこで何が起きても不思議ではないと、どんな恐ろしいことが起きていても不思議ではないのだ、と考えるようになってしまった。」
とんでもない絶望だと思いました。
毎日こんなこと考えてたら気が狂ってしまいそうだけど、
だけど、きっと誰にでもどこにでもいつ起きてもおかしくない日常。
生きていることは絶望でありと奇跡であるのかもしれない。
歳をとるごとに、どんどん冷えてくる足や手先。
毎年寒いなーとは思っていましたが、今年は本当に寒い。
部屋にいることが多くなったせいもあって更にその寒さを痛感。
そして、
私の部屋にはエアコンがある。
乾燥するけど、加湿器つけながらでもつけたい。
そんなある日。
部屋には電池が抜かれたエアコンのリモコン。
「今日、エアコン掃除したから。」
ブレーカーの電源も落としちゃってエアコン使えない。
冷暖房完備のエアコンなのに。
夏季限定。
私も遠赤外線パネルヒーターを買おうかなあ、なんて思うこの頃。
何か見たいもの、何か欲しいもの、何か探さないといけないもの、
何か買わないといけないものが、たくさんあるのに、
何が見たくて、何が欲しくて、何を探さないといけないのか、
という、肝心な何かが何なのかっていうのが明確なようで明確でなく、
結局どれもこれも中途半端になってしまい、混乱して時間ばかりがたって、
疲れるだけのお出かけでした。
自分の優柔不断さというか、思考回路の分散加減というか、
まとまりのなさというか、なんというか。。。
ただよいまくりな自分の生き様が買い物にも現れてしまいました。
次のお買い物はやっぱりひとつに絞って出かけよう・・・。
来週のボーナスの明細をもらいました。
なんとか今年も出るようです。
良かった・・・・・・。
自分の職場(他会社)の人たちのボーナスと、自分の会社のボーナスを比べると、
「格差社会」というものをこれでもか、というほど痛感します。
今年も、評定は「標準」ということでしたが、この「標準」設定額。
年々減っています。
毎年、0.05ヶ月ずつ。
少しずつ、しかし、確実に減っています。
少しずつ気がつかないように減らしていってるようですが、
甘い。
ちゃんと気がついてますから。
見くびってもらったら困ります。
いつまでもつのか、この会社。
意外としぶとい。
小学生、中学生になってみんながどんどん流行の歌に夢中に
なっていくのに、私はちっともついていけませんでした。
ミュージシャンの顔と名前(グループ名)と歌が全くマッチしませんでした。
流行の歌より、合唱曲で歌うような音楽の教科書にある歌、
そして何より「みんなのうた」が大好きでした。
「小さい秋みつけた」
「山口さんちのツトムくん」
「赤鬼と青鬼のタンゴ」
「小さな木の実」
「ヒロミ」
「まっくら森のうた」
などなど。
覚えていますか?
そして私がすっごく大好きで、すっごく切なくて忘れられないのが
「こだぬきポンポ」
http://www.youtube.com/watch?v=lAQlb_BwdGY&feature=related
ぽんぽこ村のこだぬきポンポ~♪
泣きそうになります。
そして、思い返せばこの頃からいつでもどこでも一人で熱唱し、妄想の世界に
飛んでいっていたように思います。
傷だらけです。
よろしければ画像をクリックして
みちゃったりしてください。
皆そんなもんなんだろうと思っていたら、ほとんどの人に、
「これはひどいよ。」
と言われます。
確かに、何人かのひとの携帯を見せてもらいましたが、
私より長く使っている人も多少の傷はあれどキレイなもんでした。
それでも歴代の携帯と比べるとマシな方ではないかと・・・。
そして驚いたのが、みんな携帯を落とさないんですね。
だからそんなに傷がないのか。
落として、落とした拍子に蹴ってしまったりしませんか?
しますよね?
ていうか落ちますよね、携帯。勝手にするっと。
昨日は落とした拍子に、四国銘菓一六タルトキューピー取れました。
逃亡前のキューピー
とうとう、たこ焼きキューピーと、元祖中華街キューピーのみになりました。
ちょっと寂しい感じです。
逃亡後捕まったキューピーたちは職場の電話台に並べられています。
「~・・・生きれば生きるほど俺は中身を失っていって、
ただの空っぽな人間になっていったみたいだ。
そしてこの先さらに生きれば生きるほど、俺はますます空っぽで
無価値な人間になっていくのかもしれない。・・・」
「~・・・ナカタは空っぽなのです。それが今よくわかりました。
ナカタは本が一冊もない図書館のようなものです。・・・」
いつごろか、自分はとても空っぽなんだということに気がつきました。
気がついたというよりも、ずっと前から気がついていて目を背けていたことを
目の前に突きつけられたような感じ。
多くの人は私のことを、自分の意見をちゃんと持っていてしっかりしている、
と思っています。
そういわれる度に違うのにな~と思います。
自分自身のことについては何の意見も考えも持っていないからです。
仕事のことだったり自分以外の人のことだったりすると、
言いたい事を思いつくままに言ったりしてますが、
自分のことになると一瞬でフリーズします。
何が好きか。何が嫌いか。
どう思うか、どうしたいか。何が欲しいのか。
今起きていることに対してどう思っているのか、どう感じているのか。
それは怒りか、喜びか。悲しみか、希望か。
その時その時は何かしら感じているはずですが、一瞬で消えていきます。
自分が感じている感覚が自分でつかめません。
今日あったことが思い出せなかったりすることもしょっちゅう。
忘れているわけではないです。
今と過去がつながっていないのです。
母親が今日あった出来事をそれこそ1から10まで、
相手としゃべったことまですべてを話してくるたびに心底感心します。
そして何かきっかけがないと思い出せない自分が不安になります。
最近は空っぽどころか穴が開いているかもしれないなんて思ったりします。
ものすごく、面白かったです。
この作品のベースにもなっている
「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」を読んでいて良かった。
この人の作品の文体、構成に慣れてた分、とても入りやすかったのと、
「世界の終わりと~」から20年近くも経っているので
作者自身の文章能力もかなりアップしたんだと思います。
今まで、人気を極め過ぎていて中々手を出す気になれず、
前回読んだ「世界の終わり~」も理解するまでに友人を巻き込んだりして
村上春樹作品はどうしたものか。と思っていましたが。
これは本当に良かった。
相変わらず「?」ってところもあったけど、本当に面白かった。
面白くて我慢できなくて、会社まで家からずっと歩きながら
読んでしまうくらいでした。
電車からその姿を見ていた職場の人に、
「おかしい人に見えるからやめんちゃい。」って言われました。
相変わらず、どこがどう良かったとうまく説明できない自分の文章力の
無さに落ち込みますが、これを読んで自分の見識がちょっと深まったような
気がします。
錯覚でしょうか。
バイオリン、ビオラ、チェロのハーモニーはとてもきれいでした。
モーツァルトと、ドヴォルザークでしたが、当たり前ですが作曲家によって音楽が
全く違っていてとても面白かったです。
モーツァルトはやっぱりモーツァルトって感じです。
ドヴォルザークは暗い感じがして好きでした。
基本的に音楽というものを全く聞かず、というより聞いているうちに自分の思考や
行動が邪魔されてイライラして音楽を止めてしまうといったタイプですが、
クラシック(ジャズ)はそういったことがないので、聞いていて落ち着きます。
最近になって聞くようになったので、曲と題名や作曲家は全く一致しないくらい
全然詳しくないですが、色々なクラシックを聞いてみたいと思っていたので、
ぐったり疲れたこの11月をとても素敵な時間で締めくくれました。
格好は高校生~大学生で思いっきり流行を追っているんだけれど、顔がどうみても
30代後半から40歳くらいだった女性と、おそらく彼女と同じくらいであろう男性の
異様な光景が目に焼きついていますが。。。
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