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映画を観にいこうとなって、完全に相手お任せで何の予備知識もなく観に言った。
1時間45分と比較的短い上映時間の中で、とても良くまとめられていた。
一種のパラレルワールド、それぞれの世界を行き来する主人公。
ストーリーは想像しやすいのだけど、彼の混乱と次第に変化していく感情がとても上手に引き出されていて、最後の8分間の彼の姿には涙がでた。
「あと1分の命だとしたら?」
「意味のある1分間にするわ。」
私にとっての意味のある1分間はなんだろうか。。
終わった後も気持ちよく感想を語り合える、そんな作品。
おすすめ。
むしろ、バレエとしての出来だけを見たらどうかと思う。
1年間みっちりレッスンして、減量もしてあそこまで踊れると言うのは、ナタリー・ポートマンのプロ意識の高さでスゴいし尊敬するけれど。。。
でもあの肩甲骨の使い方や腕や首のラインはやはり残念。
このポスターのポーズもとても残念。
首から下はプロのダンサーという説もあるけど、だったら編集技術かダンサーのレベルを疑う。
とまぁ好き勝手言っているけど、ナタリー・ポートマンの演技は素晴らしかった。
作品としては人間の狂気、現実の狭間をよく表していた。
そして母親と娘の関係。
愛情と執着。
依存と束縛。
貴方の為、貴方が心配、貴方を愛している。
一方で貴方のせいで私は全てを失った、貴方の為にこれだけしてあげているのに分からないの?、貴方がいなければ…。
そのスイッチはちょっとした一瞬で切り替わる。
しっかりと守られているようでその鳥かごは、実は激しく脆い。
その中で極度に緊張しながらかごから脱出できる時を願っているのは娘なのだろうか。
それとも実は母親の方なのだろうか。
そして「ブラック」続きで・・・。
友人が携帯アプリでオーラが何色か判定できるというのでやってもらった。
「黒」だった。
死ぬのか、私。
ということはないだろうが、確かに心が最近捻じ曲がっているからあながち外れてないかも。
「黒」に塗りつぶされることがないように。
何でこんなに寒いんでしょうか?
あまりの寒さに頭が痛くなってきて、ほとほと疲れた。
被災地の人たちは大丈夫なんだろうか。。
「千年の祈り」
ひま人はひま人らしく、映画を観に行こうと思いたち、映画を観にいった。
こんなにも寒くなければ、それなりに充実しただろう休日だったが、あまりの寒さに映画の感想すら記憶の彼方へ消えていきかけてきているが。。
静かで淡々と進んでいく映画。
父と娘の見えない距離感を静かに表現していた。
父と娘は家族でありながら最も遠い関係にあると思う。
母親のように自分の体で産むわけでもなく、ただ10ヶ月前に遺伝子を母親に渡し、10ヶ月後突然父となる。
まして娘というのは自分とは違う異性。
だからこそ可愛く、大事に違いないのだが、だからこそ最も理解しにくい間柄ではないだろうか。
お互い強く思いやっていながらも。
ズキズキと痛むこめかみを抑えながらそんなことを思った、昼下がり。
今日は有給休暇。
久しぶりの友達と会ってランチして別れた夕方、ぷらりと映画を観に行った。
観たい作品がある映画館は先月下旬にリニューアルした映画館で、椅子が大きくて座り心地がとても良くて、とても良い感じだった。
ただ、床のあの模様はいかがかと思う。
そんな映画館で観た作品。
「小さな村の小さなダンサー」
リー(ツァオ・チー)は1961年、中国・山東省で7人兄弟の6番目の息子として誕生する。彼は11歳で親元を離れ、北京の舞踏学校でバレエの英才教育を受ける。やがてたくましい青年に成長したリーは、中国を訪れていたヒューストンのバレエ団の主任ベン (ブルース・グリーンウッド)の目に留まり、アメリカでのバレエ研修に参加することになる。(Yahoo!映画より)
作品としてはあまりにもスムーズに行き過ぎじゃない?って思ったりしたけど、よい映画だったと思う。バレエシーンも思ってたより良かった。
1人の人生が国に時代に芸術に恋に飲み込まれて流されて進んでいく。
全てが運命なんだな、と思った。
彼が選ばれたことも、バレエだったことも、アメリカに行ったことも、彼女と出会ったことも。
だけど、最終的にその運命を生きてく決断をするのは自分なんだろう。
決断した、と言う意識はなくても。
バレエが終わって隣に併設されてるカフェで夜ご飯を食べてたら、もうひとつの作品「武士の家計簿」を観たらしい女性が、いかにその作品が良かったか、最後どれだけ泣いたか、自分は60歳過ぎてるから1000円でこんな素敵な映画館で観れていかに幸せかということを電話相手に語っていた。
「武士の家計簿」も観たくなった。
「プラダを着た悪魔」
大学を卒業し、ジャーナリストをめざしてNYにやってきたアンディ。オシャレに興味のない彼女が、世界中の女性たちが死ぬほど憧れる仕事を手にしてしまった!それは一流ファッション誌RUNWAYのカリスマ編集長ミランダ・プリーストリーのアシスタント。しかし、それは今まで何人もの犠牲者を出してきた恐怖のポストだった!ミランダの要求は、悪魔的にハイレベル。朝から晩まで鳴り続けるケイタイと横暴な命令の数々、その上センス、ゼロ!!と酷評され、アンディはこの業界が努力とやる気だけでは闘えないことを思い知らされる。(Amazonより引用)
「幸せになるための27のドレス」とか、「そんな彼なら捨てちゃえば?」とか、今回のこの映画とか、こういう系(どういう系と言えばいいのか)の映画は根拠のない偏見があって食わず嫌いな感じだった。(偏見どおりの作品もあるけど)
だけど、予想以上に面白い。
テンポよく、分かりやすく、だけどとても現実的と言うか確信を突いている。
人は何かを得ると、何かを失う。
失うことが必ずしも悪いことではないのだけれど。
そんなことを感じた映画。
何も得ていないけど失ったものもあるような気がするのは、得ているものを見過ごしているからか。
(Amazonより引用)
友達にえらくすすめられてみたけれど。
衝撃的だった。
よくあるサスペンスホラーで、途中は気分が(心理的に)悪くなったし、なんでこんなものすすめたんだと思ってたけど、
驚いた。
このエスター演じた子も12歳ですごい演技力だし。
人の闇というものは計り知れない。
そして、人との信頼関係っていうのは、凍っているけど今にも割れそうな湖のように、誰かがほんのちょっと傷をいれただけで、ひび割れて砕けてしまうように、もろい。
だからこそ気を使って思いやって努力していかないと、簡単に壊れる。
後味はあんまりよろしくない。
だけど見応えはある映画。
(Yahoo!映画より引用)
これもまた絶妙なタイミングで貸してもらったDVD第2弾。
しかし、「捨てちゃえば?」とか言いながら実際捨てられたのって1人だけじゃん?
うまいことまとまったんだとは思うけど、ものすごく都合のいいように出来てるなーといった感じで、面白くなかった。
恋だ愛だ、恋人だ夫婦だ、恋愛だ結婚だ、果ては離婚。
人間、他にはないのか?
「いつか自分が主役になれる日がくる」と信じながら、花嫁の引き立て役に徹してきたジェーン。そんなある日、彼女にとってショッキングな出来事が起きる。ずっと片思いをしていた上司のジョージが、ジェーンのわがままな妹テスに一目惚れ! 瞬く間にプロポーズへと突き進んでしまう。どこまでもお人好しのジェーンは、泣きたい気持ちをグッとこらえて2人の結婚式の準備をすることに。でも、ショックはそれだけじゃなかった……。
(ウィキペディアより引用)
映画自体を最近ほとんどみないうえに、こういう超定番な恋愛モノは見ないのだけど、なかなか絶妙(微妙)なタイミングで友達が貸してくれたDVD。
想像通りのお決まりな流れだったけど、その単純でシンプルなストーリーの中にとても大切なメッセージと言うか、大事なポイントがスルッと折りこまれていて、予想外に面白かった。
単純に笑えたし。
結局自分をいかに大切にするか。自分自身を評価できるか。
自分を殺してまでというと大げさだけど、自分の感情や欲求を無理して抑えこんでると、いつか必ず無理がくるんだなぁ、と。
そして人は自分にないものを求める。
キャストが絶世の美男美女って感じじゃないところが尚よし。
あの最後のオウムのとさかみたいなヘアスタイルは一体なんだったんだろうか。
妹もとりあえず眉毛生やそうよ、と気になって仕方なかった。
果たして・・・。
これは、おもしろいのか?
面白いと言っていいのか?
で、ネットで色々検索してみたら、下のURLでポニョの心理的に解釈したのを見つけた。
http://aikansyheiwa.blog21.fc2.com/blog-entry-25.html
ユング心理学だそうで。
もちろん色々と解釈はあるわけだけど、これを読んでいてほぉ~・・・と感心したし、なるほどな・・と納得もできたところもいくつかあった。
が。
そんなん普通に見ていて分かるかぁっ!!
自己満足かよっ!
と、ちゃぶ台をひっくり返したくなるようなこのイラつき。
普通に見てて若干イラっとした気分になっていた理由が分かった。
ポニョの性格が好きじゃないという個人的な理由も含む。
映像や展開を純粋に楽しむ。という点では非常に素晴らしいのではないかと。
山崎努の面白さは、映画「刑務所の中」で知っていたけど、やっぱりこの人はさすがだと思う。
もっくんは、もはやもっくんとか呼べる歳でも雰囲気でもないけど、CM伊右衛門の時から気になってて、やっぱりいい男だなぁと。面白いし。
死は悲しいけれど、新たな入口でもあるんだな。そう感じた映画だった。
まだ私は祖父以外に両親だったりとても近い人を送ったことがないので、その悲しみの深さも新しい入口も知らないから、偉そうなことは言えないけれど。
友人はこの映画を見て子供は親をあきらめてかなぐり捨てていくんだなと語っていた。
なるほどな。
と思い、映画を観てその意味を思った。
その考えに納得するのと同時に、だけど決してその関係は決して切れることはなくて、また切ることも出来ないんだな、と思った。
それも含めて諦めて受け入れるしかないのかな、と。
諦めて受け入れた先に、また違う形が出来るのだろうか。
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